Sketch.app で作ったパーツを書き出しをせずに他のアプリケーションで利用する方法

Sketch は Mac ユーザ向けのデザインツールです。

これだけでも色々なことは出来るのですが、他のアプリケーションと組み合わせて使いたい場合もあるかと思います。 しかし、Sketch でパーツをコピーして Photoshop でペーストしても何も表示されません。

いちいちファイルとして書き出しをするのも面倒ですね。 なので、もっと楽な方法を紹介します。

今回は Adobe Illustrator CC へ貼り付けてみようかと思います。

Export を開く

下のハートの画像使います。 まずは右上のメニューから Export を選択してします。

プレビューを確認する

まず Export に移動したらスライスがきちんと設定されていることを確認していきます。

下の画像の赤枠部分に表示されているプレビューをみて問題なさそうな事を確認します。

スライスが画像より小さくなっていたりすると、スライスよりはみ出した部分は切れてしまうので注意してください。

Trim transparent pixels はチェックしておくと余白をトリミングしてくれるので、チェックしておくとよいと思います.

プレビュー部分はドラッグできる

で、このまま Export ボタンを押せば書き出しのダイアログが表示されるのですが、 今回は押さずに先ほどの画像の赤枠部分をドラッグして、アプリケーションのウィンドウへ持って行ってドロップします。

できました、簡単!

ちなみにこれのレイヤー構造を見てみます。

イラレだとこんな感じでした。

レイヤー分けされているので、調整も行いやすそうです。

もちろん他のアプリケーションでも同じようにドラッグすることで貼り付けることができますし、
Photoshop や Pixelmator の場合は 1枚の画像として貼り付けられました。)
Finder へ放り込めば PNG 画像として出力されます。