FTPloy を試してみた

FTPloy

http://ftploy.com/

FTPloy は, Bitbucket や GitHub 上のレポジトリへPushされた時に、予め設定しておいたサーバーへ更新ファイルを FTP でアップロードしてくれるサービス。レンタルサーバーなどで Git が利用できない場合などに使えそう。

設定

無料のアカウントでも 1プロジェクトであれば機能をフルに使うことができる。

アカウントを作成し、ログインしたら右上の自分のアカウント名 > Setting > Connectから Bitbucket,GitHub のアカウントを接続し、FTPloy からのアクセスを許可する。

接続したら Projects > New Projects より設定を行っていく。


Project Details

  • Repository ... Bitbucket, GitHub 上のリポジトリが選択し、監視
  • Project Name ... FTPloy 上で表示されるプロジェクト名
  • Branch ... 監視対象とするブランチ
  • Deploy from the following directory only ... アップロードするディレクトリを制限できる。

Server Credentials

  • Server Host ... ファイルをアップロードするためのサーバーのホスト(xxx.net)
  • Server Username ... サーバーにログインするためのユーザーネーム
  • Server Path ... どこにアップロードするか
  • Port ... ポート番号
  • Server Password ... サーバーにログインするためのパスワード

Pre-deployment Hook, Post-deployment Hook

デプロイする前と後に処理を行わせたい場合はここに書く


ひと通り入力し終わったら Save Project を押す。

これで、レポジトリがプッシュされる度に指定した場所に差分がアップロードされるようになる。

通知設定

FTPloy は FTP でファイルをアップロードしていくので、ファイル数が多くなると自然とデプロイにも時間がかかる。 そこで、FTPloy ではデプロイ完了を通知してくれる機能がある。

右上の自分のアカウント名のメニューからNotificationsを選択する。

HipChat,Growl,Pushover,Twitter,OS X のネイティブ通知機能に対応している。OS X のネイティブ通知の場合は Safari でしか動作しないので注意が必要。

これで無事完了したかどうかが確認できる。

料金

冒頭でも触れたように、無料で作成できるのは1プロジェクトで、それ以上の場合は有料となっている。

  • Individual ... 10プロジェクト作成可能 月:£6 年間:£60
  • Pro ... 制限なしで作成可能 月:£12 年間:£120

その他

何故かプロジェクトの画面にリンクが無くて移動できないのですが、
http://ftploy.com/dashboard/projects/deploynow/プロジェクトのID
で現在のデプロイ状況を確認することができます。

プロジェクトのIDは各プロジェクト設定画面を開いた時のURL view 以降の整数です。

今回紹介したサービス

FTPloy