CSS hatが1.1.0になってCompass用のSCSSの出力にも対応してた

CSS hat以前の記事で紹介しましたが、
Photoshopでレイヤーに適用したレイヤースタイルを
CSSに書きだしてくれるプラグインです。

そのプラグインがいつの間にかバージョン1.1.0になって
出来ることも増えていたので、紹介しておきます。

出力の形式が増えた

以前まではCSSのみだったのですが、
LessSCSSSASSStylusStylusCSSでの出力もされるようになりました。

SCSS、SASSはCompass、Stylus、StylusCSSはnibを利用することを
想定したコードを出力してくれます。

例えば、下のようなものをPhotoshopで作ると、

以下のようなSCSSを吐き出してくれます。


  // add these lines to the beginning of .scss file:
  @import "compass/css3/border-radius";
  @import "compass/css3/background-clip";
  @import "compass/css3/box-shadow";
  @import "compass/css3/images";

.layer { width: 251px; height: 251px; border: 3px solid #ca9853; // stroke @include border-radius(4px); // border radius @include background-clip(); // prevents bg color from leaking outside the border background-color: #ffa932; // layer fill content @include box-shadow(34px 41px 6px #7a7a7a, inset 0 0 29px rgba(255,255,255,.25)); // drop shadow and inner glow @include background-image(linear-gradient(bottom right, rgba(74,48,13,.3) 0%, rgba(146,96,27,.3) 21.92%, rgba(228,158,62,.3) 42.65%, rgba(199,139,57,.3) 51.07%, rgba(250,230,202,.3) 99.22%, rgba(250,230,202,.3) 100%)); // gradient overlay }

実際に動作させるとこんな感じ

Demo

コードとコメントが色分けされるようになった

前までは、コメントとコードが同じ色で表示されていたので見辛かったのですが、
コメントが暗い色で表示されるようになったので見やすくなりました。

fontプロパティ各種に対応した

font-familyfont-sizefont-styleでの出力に対応したそうです。

レイヤー名がクラス名に反映されるようになった

どういうことかというと、出力の形式でCSSをクラスでラップしてくれるオプションを付けているときに、
レイヤー名にboxとつけると、出力されるクラス名もboxと反映されるようになったということです。

ラップしてくれるオプションは右はじの『{...}』をクリックすることで有効になります。

Windowsにも対応されてた

前回の記事を書いた時点ではMacしか対応していませんでしたが、
現在はWindowsも対応済みとなっています。

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